彼のことが好きすぎて…メールの返事が気になってしまい他のことが手につかないあなたへ
大好きな人のためならなんだってしたい!
いいですよね!わたしはそんな女性が大好きですし、そんな真正面から恋愛をしている女性って応援したくなります。
でも悲しいことに、心はいつも安定しているわけではありません。ちょっとしたことがキッカケで、細かいことがすごく気になってしまう。頭ではダメだって思っていても、メールの返事や彼のリアクションが四六時中気になる、このまま恋愛がうまくいかなかったらどうしようと、マイナスの妄想と日々戦う方も多いのではないでしょうか。
彼に対する執着があまりにも強すぎて、自分自身のこともおろそかになってしまう…そんな方も結構いらっしゃるのではないかと思いますが、そんな状況では、今まで問題なかったことが問題になってしまうなどしてしまいます。それではあなたにとっても彼にとってもデメリットばかりでいいことなどなくなってしまいます。ですので今回はそんなアナタの大敵、執着心についてお話したいと思います。
執着心はなぜ生まれてしまうの?
「執着」とは特定の何かに強くとらわれ、そこから離れられなくなることです。恋愛で言えば好きな彼や今の恋愛関係が壊れることに恐怖を抱くこと、両想いになりたいと強く願うことかと思います。
執着心はなぜ生まれるのか、これは一言では言えませんが、相手に対する強い期待感や固執から生まれてしまうと言われています。たとえば「絶対両想いになりたい!」「どうしても別れたくない!」「絶対結婚したい!」など、強い愛情や恋心から生まれた執着心は、一見相手のことを考えての結果に見えますが、本当は自分の中の強い気持ちがただ表面に出てしまっただけなのです。
相手を愛することと執着は、同じではありません。
ですが、まったく執着せず、相手から連絡、またはアクションがあるまで忘れているというのも、あまりに淡白すぎて相手に愛情が伝わりません。適度な執着は、恋愛にとっても大事なエッセンスです。ですので執着心がないというのも恋愛には問題になってきます。
執着心で心がマイナスになってしまった時のアプローチ
執着心がありすぎてもなさすぎてもなさすぎても良くないということはなんとなくお分かりいただけたかと思います。
ではどうやってほどよい執着心を維持するのか?
恋愛中の方の場合
例えば、相手が多忙で「放っておいて欲しい」オーラを出していたら、やはりこちらは我慢してしまうでしょう。ですが我慢は体にも心にもよくありません。我慢させていると思うのも、恋愛においてはマイナス材料になってしまいます。
そんなときの解決法は「宿題」を出すこと。宿題の内容は、たとえば以下のようなもの。
- 次のデートプランの企画
- ダイエットやスポーツへのチャレンジ
- 相手の好きなメニューの料理をマスタ-
デートのとき、あるいは電話で話したときに「次のデートまでに……」と自ら宿題をすると宣言しちゃいましょう。そして、デート企画なら遠足のように「しおり」を作成するとか、ダイエットなら日々の変化を写メで報告するのです。料理はもちろん、次に会ったとき相手に食べさせて採点を。
会えない間のメールや電話が近況報告ばかりでは、会話もマンネリになりがち。そこに共通の話題となる「宿題」を盛り込めば、一方的な報告メールも微笑ましく思えるし、報告するほうも返事を期待せず、楽しむことができるのです。
この宿題は、相手が喜びそうなことでもいいし、自分の成長に繋がるものでもかまいません。もちろん「夏休みにふたりで海外旅行」のようにふたりが楽しめるテーマであれば、より盛り上がることでしょう。会えない時間、悶々としているのとワクワクしているのとでは大違いです。
片思いの場合
例えば片想いの彼がいるなら、
- 見た目を磨く
- 恋のテクニックを学ぶ
- 押し引きもためしつくす。
いかがですか?多分皆さんが取り組んでいることだとは思います。ですがとても大事ですよ?執着心から解放されるにはそれ相応の努力が必要です。
ただこれでは執着心がまだとれないよ~という方は結構多いかもしれません。そんな重度な執着心にとらわれているあなたにおすすめを次にあげていきますね。ではここから本題です。やるかやらないかはあなた次第ですが、きっとここまでやれば不思議なもので「もうここまでやってダメだったらいいかなー」というように、心がふっと軽くなる瞬間が訪れます。その感覚こそが、執着心から解放されたときなのです。
- 縁結びの神社を行ける限り行き、お参りをしたり、おまじないをしてみる。
- 当たる占い師をハシゴする。
自分のパワーと時間とお金を、出来る限り今の悩みにつぎこんでみましょう。ただし得体の知れない高額な壺やアクセサリーにはご注意を(笑)
まとめ
いかがですか?
自分の感情と向き合うと、今回の場合は一時的にはラクになっても、彼のリアクション次第でまた苦しくなってしまうのはよくある話です。でも自分の中の執着心を物理的に一度出し切ってしまうことで、相手のリアクションで再度揺れるということは少なくなるはずです。
恋愛中の方であれば、楽しみを作るという宿題は間接的に彼を信頼するということにもなります。そして彼に対して言葉でなくても「彼氏でいてくれてありがとう」という心が彼に必ず伝わります。そんな大事に思ってくれる女性を彼氏が放っておくはずありません。きっと今以上にあなたのことを大事にしてくれるようになるはずです。
そして片思い中の方は、どこまでやるかはあなた次第ですが、意外とこういう見えない行動があなたの”素直さ”という人間的魅力を引き出す行動でもあります。ですのでいま片思い中の彼と結果うまくいかなかったとしても、場合によっては、次の恋や、もっとお互いがプラスになるような関係が築ける可能性もあるのです。
「百聞は一見にしかず、百見は一考にしかず、百考は一行にしかず」です。百聞は一見にしかずは皆さん馴染みがあるかと思いますが、簡単に説明すれば
考えて、考えて、考えてもたった1回の行動にしかならないということです。1つの行動で解決に向かうというのは、いろんな場面で経験があるのではないでしょうか。ぜひ自分の感情に押しつぶされてしまう前に、上手に切り抜けて素敵な恋愛をつかんでください。