夫に浮気された妻がとる行動。”許したい”と考えるのであれば知ってほしいこと。
男は浮気する生き物なんてよく言われますが、そんな風に割り切れる女性というのはどれくらいいらっしゃるのでしょうか?
またあなたが結婚されている場合、もし夫が浮気した場合、許せますか?それとも許せませんか?男性の場合、妻が浮気した場合は多くの方が”許せない”と考えるものの、女性の場合、、男性に比べると”許せる”もしくは”許す”という方が多いように思います。
最近は夫婦、2人ともが働きに出ているケースも決して珍しくはありませんが、女性の場合どちらかというと男性よりも家事や育児など家族のために多く負担していることが多いのですが、そんな風に一生懸命、家族に尽くしているにも関わらず夫が浮気していたなんてなるとあなたの気持ちを踏みにじられた気持ちになってしまうものです。
結婚というのは法的に言えば紙1枚の契約書ですが、やっぱり子供ができたり、家族としての時間を多く共有すると「別れる!」と簡単に離婚できないことだってあるはずです。
また、相手のことをまだ愛していたり、反省している夫をもう一度信じてみたい……といった理由で、関係を修復することを選択する場合もありますが、そんな風に”やり直す”という選択をした場合、妻としてどうふるまったらいいのでしょうか?
そこで今回は、パートナーの浮気を乗り越えて”やり直す”という風に考えている方のためにあなたがするべきことをご紹介したいと思います。
許すことを急がない
浮気をされて気分がいい人なんていないでしょう。
ですので、予想もしていない中で浮気なんかをされた場合なんかというのは多くの方が傷つき悩んだり、落ち込んだりすることというのは当たり前のことです。相手のことを大切に思っていればいるほど、また家庭のためにあなたが尽力してきた時間や思いが大きければ大きいほど長い間”心の傷”と向き合わなければいけません。
もちろん多くの方は忘れる、許せることというのは難しく、何かの拍子に再びその時の心境であったりがフラッシュバックされてまた苦しんでしまったりしてしまいます。ですので浮気をされて相手のことを許そうと考えたとしても決して結論を急ぐ必要はないのです。
正直、”浮気された”ことに対して時間が一番必要なんです。
あなたは悪くないけど…
よく相談ごとなんかでもありますが、浮気されたほうにも原因があるというような事を言われて辛い思いをされる方も多いのではないかと思いますが、本当に悪いのはそういった相手が傷つくような行動をとった夫であることは間違いありません。
もちろんきっかけがあなたの浮気などであれば話は別ですが、夫の単独行動が問題であるならば、関係を修復するためには夫にしっかりと反省してもらわなければいけません。ですが、そうはいっても夫も不満を持っている場合が少なくありません。
2人の関係を今までよりも良くしたいと考えるのであれば、妻であるあなたに対して夫は何を望んでいるのか?ということをしっかりと理解する必要があります。つまり悪くはないけれど妻の側にもある程度の変化が必要だということです。
夫である彼は浮気した相手に何を求めていたのか?ということを把握するためにしっかりと話し合うようにしましょう。それが癒しなのか、単なる性欲の処理か、もしくはスリルなどの刺激か、ということをよく話し合い、ふたりの結婚生活に不足していたものを補う努力も必要です。
悲しくなったら我慢しない
浮気されても関係を修復しようとする場合、時にふと湧き上がる悲しみや不満などを抑え込もうとしてしまいがちです。
相手の期待に応えようと考えたり、今以上2人の関係が悪化するのを避けたいと考えたときにこういった我慢という選択をしてしまいがちですが、そういった我慢というのは結局蓄積されていき、関係を修復するための大きな障害になります。ですので感じた時に表現していくことも大切なのです。
一般的には時間に余裕ができてしまうと”いろんなこと”を考えてしまいやすくなりますので、音楽を聴いたり、スポーツに励んだり何か夢中になって時間を忘れることができるような取り組みをするのがベターといえます。
まとめ
いかがでしたか?
改めて言いますが、浮気されるほうももちろん変わらないといけない部分もあるでしょう。ですが根本的に相手を傷つけるような行為を行った夫のほうが悪いのは間違いありません。
パートナーの裏切りというのは、2人が築いてきた信用や信頼を一気に崩れさせてしまうような出来事に変わりはありません。それを短期間で修復、つまりあなたが許そうと考えても時間がかかるのは当たり前です。
ですのでパートナーである夫が、失ってしまったことの大きさ、事の重大さに気づいてあなたの心の傷にとことん付き合うスタンスでなければ前へ進めません。そうしてあなた自身も前を向くことができたのであれば、ふたりでしみじみと幸せを実感する日もそう遠くはないかもしれません。
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