”なぜ僕には彼女がいないか…”を理論的に考えてみた。
好きな相手と出会い、恋に落ちる。
最初はどちらか一方の想いであっても、ステップを踏みながら親密になり、やがて2人は恋人に…。
一般的に交際をスタートさせるまでには、相手が自分に好意を持ってくれることや、自分と好みが合うことなど、さまざまなハードルがあります。自分が求める相手と交際するまでの道のりは険しいかもしれませんが、それ以前に、たくさんの人の中から2人が出会えるかどうかは、最初にして最大のハードルと言っても過言ではないようです。
1日のうちに自分と合う理想の女性が見つかる可能性は0.0000034%
この数字は適当でもなんでもなく2010年に英ウォーリック大学で経済学の助手を務める30歳のピーター・バッカスさんが発表した論文に掲載されているんです。
研究を始めた当時、彼女いない歴3年で新たな出会いを求めていた彼は、実際に行動を起こす前に頭を使ってその可能性を考えたそうです。”ピーター”は「ドレイクの方程式」と呼ばれる計算式を応用し、「自分が理想の彼女と出会う確率」の計算に挑戦。この自分のために行った研究は、ウォーリック大学のサイトにも論文として発表されています。
実際、”ピーター”はさほど高望みはしていません。
イギリスにいるフリーな女性のうち、ピーターが探しているのは近くに住んでいて、彼に見合う年齢で、大卒で、”ピーター”と馬が合い、そして魅力的で、”ピーター”を魅力的と思ってくれる人です (笑)
そこではじき出された数字はイギリス全体で26人というものです。
さらにピーターが一晩遊びに繰り出して、この特別な女性に出会うチャンスは、0.0000034%、つまり28万5千分の1という結果が出たそう。同じく日本の東京でもこのピーターの計算式を使って証明している人がいるのですがその方は日本全国で2人という残念な結果に。
励みにはならないけれど悲観的になる必要はない?
前項のことから悲観的になってしまう人もいるかもしれませんが、悲観的に考えなくてもいいかもしれません。
というのも皆さんもそうだと思いますが愛はそんな計算どおりにはいかないからです。人間の感情は、無秩序で非合理的で予測が難しいものです。非常に低い確率との結論ですが、論文を執筆後に実は恋人ができたという”ピーター”。
相手は年齢の条件を満たす大卒の女性で、近所に住んでいるそうです。
パートナー選びは妥協が必要
結局、”ピーター”は理想の彼女と言っていますが、人を対象にしていることからも、それを証明することはなかなか難しいものです。もう少し突っ込んで計算している日本人のかたにおいてもある程度の妥協は必要なんだという衝撃的な事実も判明しているんです。
その突っ込んだ研究をした日本人が出した理想の女性はなんと日本中で2人という衝撃的な結果が。そして理想の女性が2人と仮定した場合、その計算では人生の総日数約27,375 日(75年×365日)とし、その中から20%(5475日)を恋愛をできる期間として考えた時、1日あたり91人と出会わなくてはいけないという結論に。
ただこれはあくまで1日を限りなく恋人探しに使った場合です。限りある休日やアフター5を引きこもって過ごしている場合は更に出会わなければいけない女性の人数が高くなります。そう考えると理想の女性を探すにしてもその行動をすることは肉体的・時間的に不可能ですよね。
まとめ
結局何が言いたかったのか?自分に合う理想の女性を探すには限界があるということです。
あまり望みすぎてしまうと本当に彼女ができないまま終わってしまう可能性があるのである程度は妥協が必要ということになるでしょう。けれどそんなん妥協した相手でも幸せを感じることができたのであれば奇跡ではないでしょうか?
そんな素敵な女性と出会えたこと、出会えることに感謝してみみてはいかがでしょうか?
ただ今回のこの話、まだ面白い続きがあるので次回ご紹介したいと思います。では良い週末を!