この思いどうしたらいいの?彼女がいる男性に告白するのは、あり?なし?

三角関係

人を好きになるのは理性云々ではありません。彼や彼女がいてもどうしても好きになってしまうことはあるものです。そこで今回は彼女がいる男性に告白するのは、ありなのか?なしなのか?と悩んでおられる方のためのコラムです。

要するに、好きな人なら奪い取っちゃってもいいのか。それとも、一応略奪愛になるからやめといたほうがいいのか。ということですが、もちろん人それぞれで置かれている状況も違いますし、事情も違ってくるので、一概にはなんとも言えませんが、略奪する側、略奪される彼女側、板挟みにされる男性陣の立場になって考えていきたいと思います。

 

略奪する女性の思考、結婚してなければ別によくない?

結婚している人の場合と結婚していない人の場合とでは問題になる度合いは全然違います。

結婚している人を略奪することになると、大変です。離婚だ!不倫だ!などと騒がれますし、ものすごい大きな問題に発展しまう可能性があります。しかし、婚約や結婚をしている人であっても手を出さなければ、罪には問われません。

略奪する側の意見としては好きになってしまったのなら、仕方がない。好きな人に偶然、自分より先に相手がいただけのことなのです。だから、彼にアプローチをかけ、想いを伝えてなにが悪いの?と思っています。

こんなことを言ってはいけないかもしれないですが、人は「AよりもBがいい」と思った瞬間に、Aへの興味が薄れてしまうのです。でもそれはこちら側の頑張りでもあるし、相手が自ら選んだことでもあるので、どちらに非があるとかは一概に言えないのでしょう。

 

略奪される彼女より「横取りするオンナも、それについていくオトコも最低だ」

恋人関係にある、つまりお付き合いをしているということは、ひとまず「お互いだけを好きでいる」という暗黙の約束を交わしたも同然です。基本付き合い出す時というのはほかの女性に乗り換えるつもりでお付き合いが始まるなんてことはまずありませんから、他の女性からのアプローチに心動かされるなんて…とショックを隠せないでしょう。裏切りと思われても仕方がありません。

ただ好きな彼に裏切られた怒りだけでなく、怒りの矛先は自ずと略奪した女性の方へも向けられることになります。そして、自分のどこが悪いかなんて顧みることはせず、とりあえず怒りが収まるまで略奪相手と裏切った彼氏へと怒りを注ぎ続けるパターンが多いのです。きっと一番傷つくのは、その後でしょう。

 

 

板挟みにされつつ、内心ほくそ笑む男性陣

こういったパターンは男性陣にとっては正直言えば嬉しい悩みです。

人間といっても基本は動物ですから、男性に限らず女性も本能的に「子孫を残すために、ベストな相手」を常に探し続けています。そのため、彼や彼女以外の異性からのアプローチを受けると、内心はとても喜んでいるのです。自分の遺伝子にとってより優位な方を選べるんですから。

でも一応、今のパートナーには隠そうとします。というのもバレてしまうと、もしかしたら別れを告げられてしまい、選択の自由を奪われてしまうかかもしれませんよね。

そんな略奪される側の気持ちの揺れ動きなんか気にせず、そんな板挟みの状態を楽しんでいるんです。第3者的に見ているとなんか”イラっ”としてしまうかもしれませんが、あなたがもし彼以外の魅力的な男性に言い寄られたらドキドキするのではないでしょうか?

 

恋心はとめられないかもしれないけど、理性を持って

結局結婚している場合では略奪するとなるとそれなりに責任の範囲は見えてきます。

ですから一般的にはダメだという結論に行き着くと思うのです。ただ責任の範囲が曖昧な恋人という関係の場合、恋愛の形は人それぞれ、絶対にこうでなくてはいけないという決まり事があるわけではありません。

ですので略奪する側もそこまで悪いことをしているという意識を持てないでいるのだと思います。

ただ略奪される側も略奪するのはダメなことという思い込みで油断してしまっている部分もあるのではないでしょうか?もし結果的に略奪ということになってしまったとしても、思いだけは伝えたいという方も結構多いはずです。

思いを伝えたからといって何らかの見返りを求めているわけではない場合、その言葉に揺れ動いた人を咎めることはできるかもしれませんが、あなたにそこまで人を好きになったことを咎めることはできるでしょうか?

結論で言えば、略奪する側も実はそれなりのリスクは考えた上での行動です。そんなリスクさえも警戒していない略奪される側もまたそれなりに気持ちを揺れ動かしてしまうような原因を作ってしまっているのではないかと思うのです。

ただ責任の範囲が曖昧な恋人状態で共通して言えることは、とりあえず暴走しすぎないで理性を持って恋愛するということだけではないでしょうか。

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