”いい人”だけれど時折見せる冷たい問題男子。でも寂しがり屋という一面も。
”良い人なんだけれど”という言葉あなたの彼氏にはあてはまらないですか?の第2弾です。
「いい人なんだけど、性格がちょっと…」など、他は申し分ないのに、一カ所だけがたまにキズ…というのはよくあることです。本心では完璧な人なんていないってわかっていてもここがこうだったら・・・・という願望は当然のことながら出てきます。
彼氏に対して“できれば直して欲しいな…”という程度だけど、問題を持っている人との付き合い方について考えてみませんか?
別れるや、別れないなどはおいておいて、客観的な視点でのアドバイスも含めて解説していきたいと思います。今回は事あるごとに”1人で生きていけるし”と考えている自己完結型の男性について考えてみましょう。これから、お付き合いを考えている方、もしくは恋愛中の方、そしてすでに結婚されている方にも役立つかもしれませんよ?
自己完結男子
きっと付き合っているのになかなか結婚にたどり着けないなど悩んでいらっしゃる方はいませんか?また、自分の意思にそぐわない意見があると不機嫌になって、結局、相談されている意味がわからない・・・など、「別に一人で生きていけるし」と言わんばかりのひとりの生活に満足し、自分以外の人間は必要ないと思っている「自己完結男子」。アラフォーの独身貴族の男性に多いような気がします。自己完結している男性は、友人の輪の中にいても、どこか冷めた目で、周囲の人間関係を観察していたりします。時に見せる、冷たい目が特徴です。
もし気になる彼や、現在恋愛中の彼、そして配偶者である人に当てはまるのであれば自己完結型なのかも?では自己完結男子の特徴を見ていきましょう!
特徴1:自己完結型人間とは
一般に自己完結型人間と言う意味を調べると、何か問題が起こっても、自分はあまり関わらなかったり、自分の中だけで結論を出して、納得しているタイプということになります。冷静でドライな意見の持ち主ともいえるでしょう。
特徴2:独身志向
独身志向で、家事ができる男性も多いのが自己完結型の男性には多いように思います。
極論で言えば、自分が出来ないのは、子供を産むことだけと豪語する勢いです。自分のことは自分でしますということで、あなたが彼にしてあげられることがあまりなく、自分で自分のやり方でするということこそが喜びのようなタイプです。放って置けばいいので、楽と言えば楽なのですが、世話焼きの彼女さんや奥さんの場合だと彼女や奥さん自身が、物足りなく感じたりするでしょう。
女性の側からすると、家事ができる男子なんていいじゃん!と思いがちですが、実際に同居してみると寂しさを感じたり、場合によっては一緒にいる意味さえも考え込んでしまうようになるかもしれません。ある意味、結婚には向いていないタイプと言えるかもしれません。
確かに、独身で、一定の稼ぎが合って、自分で何でも決定し納得するタイプの人だと、逆に、家族がいることで、自分の決定が妨げられたり、家族に否定されると、納得がいかないということになります。お金もいるし、心配も増えると考えるかも知れません。何より自分の自由時間を奪われることを嫌うかもしれません。
特徴4:短所
自己完結型人間は、他者への協調性や心配りについては欠けています。
なぜなら、他者に依存しなくても、自分で何でも結論を出すのですが、それは、その人の考えによる結論だからです。ですので人の考え方や結論には、否定的かもしれません。そして、何より自己完結型人間なので、例えばなにか相談しようとあなたが思っていることでも、彼の中では完結しているので、人からの意見はあまり受け入れないことが多いです。なぜなら、自分が結論を出して、納得しているからです。この辺が、独身志向が強く、ともすれば結婚生活が向かないということになるでしょう。
特徴5:強迫神経症
少し度合いがひどくなると、精神的な症状で、手を何回も洗うとか、カギを何度も閉めたか確かめるなど強迫神経症というものがあります。この強迫神経症を、『自己完結型』と『巻き込み型』の二つのタイプに分けることがあります。
自己完結型は、先ほど述べたような、自分の中にストレスを押し込むタイプで手を何回も洗うとか、カギを何度も閉めたか確かめたり、右足から家の外に出ないと悪いことが起きると思い込んで、左足から家を出てしまうと、家から出られなくなるなどいろいろな生活上の不便を生じてしまうタイプです。
巻き込み型は、その時のとおり、自分の強迫的な考えを周りに強要したりするタイプです。周りと言うのも、家族を指すことが多く、手を良く洗えと強要したり、これはこうしろと命令的になったり、自分の意見を押し付けてきます。これには、周りの家族は、その通りにしないといけないので大変な苦労があります。
何故そうなったか?
いかがでしたでしょうか?
あなたの気になる男性や、恋愛中の彼、もしくは配偶者の方に当てはまるようなことはありましたか?結婚に向かないタイプかも?ということは前述していますが、絶対向かないとは言い切れません。ただこの性格が治るかというと難しい面もありますが、うまく共存する方法はあります。
まずどうして自己完結型になったのかを考えた場合、子供のころから、自分で物事を決めるということが多かったという人に多いでしょう。
親が意識的にそのように自己決定をさせてきた場合もあるでしょうし、また、親が病気やその他の理由で、不在な状態の時に、自分で考えて、最善策を取ってきたという場合もあるでしょう。どちらにしても、自立心が強いとも言えるのです。
ですが、本当に一人で生きていける人はいません。「自己完結しているなー」と思える男性とよくよく話してみると、実は、ものすごぉく寂しがりやで、自己完結するしか自分を救う方法がないから、仕方なく自己完結を装っているという人もいます。
つまり、自分自身がとても寂しがり屋ということに気づいてはいるけれど表に出したくないということです。ですので、素直になれていないということになります。ですので彼が素直になれるような環境を作れるのであれば時間はかかりますが彼は変わっていきます。ですので自己完結するしかなく、頑なになっている男性ならば、じっくり時間をかけて、自己完結の縛りを解いてあげれば、とても良い関係になることも可能です。辛抱強さがポイントです。寄り添っていれば、彼も他者の存在の有難さに気付く…かもしれません。ですが彼が気づいたときは最高のパートナーになるかもしれませんよ!
ただし最後にひとつ注意して頂きたい事があります。親が自己完結型人間で、子供の意見を言わせず、また判断をささないような環境で育てた時に、依存的な自己主張のできないに人になる可能性があるということです。バランスを保って、子育てをしたいものですね。