知ってほしい!毎朝”寝ぐせ”と格闘されている方へ!”寝ぐせ”直しの基本と予防対策
女性はとにかく出かけるとなると時間がかかるものです。
忙しい朝、ちょっと頑固な寝癖となると焦ってしまいますよね。あなたは毎日しっかりヘアセット出来ていますか? 寝癖があるまま出社なんてもってのほかです。
たしかに男性からすると、寝癖の女性を見たときにキュンとなることもありますが、それは若ければ許せる行動です。アラサーともなると”だたらしがない”と思われたり、”潔感が無い”とマイナスイメージを抱く人も多いのが現実です。
そこで今回は、男性が寝癖に対して抱く印象、また忙しい朝でも簡単にできる寝癖直しの方法についてご紹介したいと思います。
男性は寝癖自体ではなく、そこから見える「隙」にキュンとしている
誤解してしまいがちなことを言うと、そもそも男性は寝癖姿を可愛いと認識しているわけではありません。
普段キチンとしている女性がなんらかの理由でヘアセットを怠った、あるいは気にする余裕が無かった。というようなそんな隙のある状態の女性に「大丈夫?」「助けてあげたいな」という感情を抱きます。
これが寝癖姿にキュンとする人の心理です。寝癖があること自体に対する評価は決して高くないので、そこは注意しておいてください。そしてちょくちょくあるようでははっきり言ってマイナスのイメージしかありません。数年に一度あるから普段きっちりしている時のギャップがたまらなく心に来るのです。
だから寝癖で行けばいいなんてことは絶対にないのです。
寝癖直しの基本は「根元から」
一番スタイリングしていく上で重要なのは”根元”なんです。
ご存知でしたか?寝癖はハネて見える部分だけでなく、髪の根本がつぶれることで癖がついている場合が多いので根本的に根元から修正しないと治らないことが多いのです。極論で言えば頭が完全に爆発しているような状態であれば、全体的に濡らす方が早い場合だってありえるわけです。
とりあえずハネている部分だけどうにかしようとしても、なかなか上手くいかないうえに必要以上に時間がかかってしまうのはこのためです。
まずはハネている部分を束で持ち上げて、根元にヘアミストや水をかけて湿らせてからスタイリングするようにしましょう。この手順を意識するだけで、早くかつ簡単に寝癖を直すことが出来るようになるはずです。
ただこれだけでは物足りないですよね?そもそも寝癖がなければそこまで手間取らなくて済むのですから。そこで前日にお風呂から上がった時にすべき手順をお伝えしますね。
先程も言いましたが”根元”が重要です。ですので根元からの髪の毛の向きをしっかりと方向付けて乾かすようにしましょう。ボリュームを出したいのであれば頭皮に対して垂直に。ボリュームを抑えたいのであれば平行にというように意識しながら乾かしていきましょう。
あとは毛先は寝る前であればいつもどおり乾かして頂ければ大丈夫です。
もちろんこれで絶対なくなるとは言い切れません。というのも夏などであればどうしても湿気もありますし、汗もかきやすいのでまた一からしないといけない場合もありますが、大分効果は感じれると思いますので一度お試しを!
一流のスタイリストが行ったブローは寝ても崩れないって知ってました?それだけ基本の根元を抑えているということです!
ボリュームを抑えるには「一度温めて冷やす」
一番スタイリングする中で皆さんが誤解されているのは、暖かくすればスタイリングできると考えていませんか?
確かに暖かくすることで型が付けやすくなるものなんですが、実は大事なのはその後の工程。”冷やす”ということなんです。温めて髪の毛を柔らかくして、冷やしてスタイルを固定させる。これが基本です。
アイロンをイメージしていただけたらわかると思うのですが、アイロンも熱いですよね?熱いもので服のシワなどを伸ばすのですが、その後、しっかりと冷やさないとピシッと決まりません。これは冷える前に伸ばしたはずの繊維がまた緩んでしまうことにあるのです。
そう考えると後頭部が膨らんだり、襟足や前髪が浮くような場合も、ボリュームダウンすることは簡単です。ますは基本の根元からセットします。
膨らんでいる毛束の根本もしくは地肌をドライヤーで温めます。その後、冷めるまで手で押さえておくだけでボリュームが抑えられますよ。しっかりと冷やしましょうね!可能な限りしっかり温めた方が効果も出やすいのですが、熱風で髪や頭皮が痛みますのであまり無茶はしないようにしましょう。
本当に時間が無い!寝坊した時の応急処置アイテム
1. ニットキャップ
いやぁ結構皆さんやられているのではないかと思うのですが、全体のボリュームを抑えたい時には、全体に圧のかかるニットキャップが効果的です。ただ、ニットキャップはプレスでボリュームダウンしてくれますが、根本のうねりまでは直せません。そのまま脱がないで過ごした方がベターかも。
2. 髪の毛をくくる
これはそれなりに髪の毛が長くないと難しいですが、髪の毛を束ねてしまうのも手です。クルッとまとめて留めておけばいいだけですので手軽です。ただきちっとするようなスタイルは根元がぶれていると崩れやすくなるので、カジュアルな感じでまとめるようにしましょう!
まとめ
いかがでしたか?
厄介な寝癖も、防止して、かつ直さなければいけないところがピンポイントで分かっていれば結構な時間短縮になります。ちゃんとポイントを抑えておけば、やっかいな寝癖直しがとても簡単ということが実感できるはずです。
身だしなみを整えることはマナーのひとつでもあるので、寝坊しないように気をつけましょうね!