子供の国語の力を伸ばす方法は日々の積み重ねが重要だった!
子供を育てるということは子供を持つ家庭であればほとんどの方が悩まれているのではないでしょうか?
もちろん幼稚園や、小学校から私学を考えている家庭であれば自分の子供の学力が気になるというものですが、自由に伸び伸び育てるという方であっても、せめて義務教育で行われている学力ぐらいはしっかりと身につけて欲しいと考えるのではないでしょうか?
もちろん小さいころから難しいことを理解する必要はないのですが、言葉で表現するということは、とっても大切なことです。
こういった言葉で表現することが出来れば、算数であったり、その他の勉強であっても文章をしっかり理解することで何が答えとして求められているのか?と言うのがやはり明確になりやすくなります。
そこでみなさんにお聞きしたいのですが、みなさんはお子さんの国語力を伸ばす努力をしていらっしゃるでしょうか?先ほども言いましたが、国語力はすべての学力の基礎となる要素もありますので非常に大事な能力といえるのです。
そこで今回は、国語力を伸ばすためにパパやママ、また家庭内で何をするとよいのかというのをご紹介したいと思います。これからご紹介することは決して難しいことではありません。ですが、しっかりと意識しておかないと、ついつい忘れがちになってしまうことなのです。
もし、子供の国語力が気になるのであればこれからご紹介することをしっかりと意識しておくようにしましょう!
1. 机の前に張り付くだけでは点数を上げるのは限界がある
きっとみんさんは子供の学力を上げるためにいろんな勉強ツールなんかを使われているかと思います。たとえば、問題集であったり、塾であったり、家庭教師であったり、もしくは自分自身が先生となって子供に教えていらっしゃるかもしれませんね。
もちろん、机に向かっての勉強も必要な部分はありますので全てを否定しませんが、そうやって机の上で問題を解くことによって身に着ける国語力というのはどうしても限界が出てきてしまうのです。
つまり、直接テストの点数を上げるような指導をするには限界があるということです。
ですので親として取り組むのは机に向かっている子供を監視することではなく、学力の土台としての国語力を底上げするには、経験とそれを言葉で表現できるようにすることが大事なんです。
要はコミュニケーションが必要なんです。普段から意識することで親子の会話の中で、子どもの国語力を上げる事が可能なんです。
具体的な例を挙げるとすれば、その日にあった出来事を子どもに話してもらうようにしましょう。もちろん子供ですからその日にあったことを話してくれるかと思うのですが、そういった出来事の話をしてもらうだけでなく、その時にどう思ったのか、何を感じたのか、ということを意識して聞き出すようにしましょう。
普段からこういったことを意識して繰り返すだけで、実は子どもの国語力がアップするのです。
2. 何よりも大事なのは子どもの話を聞くこと
子供をどんなに愛していたとしても、時には子供のわがままに疲れてしまう事だってありますよね。ですが注意して欲しいのは子供の話をしっかりと受け止めてあげることが重要なんです。
時には返答に困ることを言われたり、何度も同じ事を聞かれたり、言われたりしてしまう事もあるでしょう。ですが、子供の話をしっかりと聞いて、適当に受け流すのはやめるようしましょう。
そして、この時に何よりも大事のは、ママは子どもの話をしっかりと聞くこと。適当に流すのではなく、きちんと聞いてあげることが大切なんです。
よく子供というのは話をするにしても一回頭の中で整理して話をするというのはなかなか難しいので、考えながらしゃべってしまい、みょうにテンポが悪かったり、同じ事を何度も言ってきたり、時間軸がわけわからない状況になってしまうこともすくなくなく、話があっちこっちに飛んでしまったりしてしまう事も多々あります。
ですが、こういった話の内容であっても決して適当に接するのではなく、しっかり耳を傾けて、理解してあげることが大事なんです。
親としては、時間がなかったりと色々と都合などもあるかと思いますが、子供が話そうとしている中、話の先を焦らせたり、先回りして親が話したりしてしまうことのないように気をつけなければなりません。
もしかするとこういったことが苦手なママもいらっしゃるうのではないかと思いますが、絶対に焦らせたり、親が話を完結させるような対応はとらないようにしましょう。
もし何らかの形で割り込んでしまうと、結果的に、子どもが考えるのを止めてしまう恐れがあります。ですのでしっかりと子供が話することに耳を傾け対応する必要があるのです。
まとめ
いかがでしたか?
国語力は机の勉強も必要な部分はあるにはありますが、それだけでは国語力というのは身につかないのです。もちろんゆっくりと時間が取れないという場合もあるでしょう。
ですが、“じっくりと聞くだけ”という簡単な方法です。子供を指導することばかりにとらわれるのではなく、子供がしっかりと考えて自分の言葉で話しきるのを待つようにしましょう。
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