年賀状は準備している?基本的なマナーは抑えておこう!年賀状の書き方マナー

郵便ポスト

学生の方なんかは、SNSであったり、メールやLINEといったもので新年の挨拶をする方も多いのではないでしょうか?

もちろん学生でなく、社会人であっても友達同士なんかの場合、メールやLINEといったようなコミュニティツールで新年の挨拶なんかをする方も多いのではないでしょうか?ですが仕事上の関係などで年賀状を出さなければいけないなんて方も多いのではないかと思いますが、最近は、めっきり年賀状を書かなくなってしまったなんて場合、年賀状を出す上でどういったところに気をつけなければいけないのかということが忘れがちになってしまいます。

もちろん身内であったり、友人などであればそこまで気にすることもないのですが、みなさんは目上の方に年賀状を出す場合、どういったところに気をつけていらっしゃいますか?

もちろんメッセージを気をつけておかしくない日本語であったり、丁寧な言葉遣いなんかは意識されていると思うのですが、きちんとしたマナーなどは皆さんご存知でしょうか?そこで今回は上司であったり目上の方に対して年賀状を出す必要がある場合について気をつけたいことをご紹介しますので、しっかりと覚えておきましょう!

 

知らないは言い訳!目上の人に“賀正”“迎春”などは避ける!

よく市販のものでも書かれている“賀正”や”迎春”などの文字。

じつは目上の人に送る年賀状ではつかわないようにしましょう。またこういった2文字の言葉だけでなく、”寿”なんかも実は目上の人に対しては失礼にあたるのです。もちろんおめでたく感じているという意味合いでは間違っているわけではないのですが、“謹賀新年”などの言葉や“恭賀新年”などの4文字の言葉を使うようにしましょう。”謹賀新年”などの場合、「謹んで新年のお祝いを申し上げます」と目上の人に対して一番、適した言い回しになるんです。

同じく”恭賀新年”も似たような意味合いを持ち、「うやうやしく新年をお祝い申し上げます。」と言うように控えめな言い回しになるのです。もちろん同期の人が相手であればため、こちらを使用するようにしましょう。

 

手書きでメッセージを添える場合

多くの方は印刷された言葉だけでなく、少しばかり手書きでメッセージを添える方も多いのではないでしょうか?というのも、ただ印刷しただけの年賀状を上司に送りつけるのもなんか無愛想な感じがしますよね。

一般的には上記のように”謹んで”と言ったような控えめな挨拶から入るようにしなければいけません。もちろん普段はとても仲がいい上司であっても1年の始まりくらいはきちっとしておくほうが印象がいいです。

ですので「謹んで初春のお慶びを申し上げます」などとちゃんと目上の人に対する言葉を選び、このお祝いの言葉の後は「昨年中はご指導いただき、厚く御礼申し上げます。本年もご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます」など堅苦しい感じはありますがこういったきちっとしいた挨拶をできるように心がけましょう。もちろんご紹介している言葉は基本的な部分しか言っていませんので言い回しは変えてもいいのですが、きちんとした言葉遣いというところは意識しておいたほうがいいでしょう。

また構成的には”昨年お世話になった”というお礼と、”今年もご指導ください”というような構成が一番ベストと言えるでしょう。

 

そのほかに注意したいこと

基本的に年賀状では、忌み言葉を避けるようにする必要があります。

ですので”去年”と言う言葉の“去”という字は年賀状に適していないのです。もうお分かりですよね?「去年は大変お世話になりました」などと書かないように注意しましょう!先ほどもっ文例を出していますが”昨年”という言葉であったり、”旧年”という言葉を使うのが適しているのです。

そのほか気をつけたいこととして”元旦”であったり、”元日”という言葉の使い方です。

知っている方も多いかもしれませんが、1月1日という言葉は”元旦”であったり、”元日”という言葉に含まれているので2重につかってしまわないように注意しましょう。つまり“2016年 1月1日 元旦”などと書くのは誤りだということです。

普段、キッチリと仕事をこなしそれなりの評価を得ている方であってもこういった基本的なことを知らないなんて思われるのはちょっと避けたいところですよね。上司だけでなく同僚に対しても気をつけたいことですのでしっかりと覚えておきましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?

しっている方にとっては目新しいものなんてなかったかも知れませんが、初めて知ったという方の場合、きちっと覚えておきましょう。

最近では年賀状自体を出さないと言う方も多くなってきたので指摘してくれるような人ももしかしたら減ってきているのかもしれません。というのも友人であれ上司であれ、また仕事上のつながりであれ多くの方がSNSでつながっているのではないかと思います。そのため昨今では年賀状の文化が昔より簡略化してしまっていることが少なくありません。

もしかしたらこういった間違いもわからないという方が多くなっていくかもしれませんが、文化は文化として残していきたいものですよね。ですのでこういった基本的なマナーを確認し、1年を振り返りながら相手を想ってメッセージを書くようにしてみましょう。

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