感情的になって怒りを爆発させるメリットなし!現代社会でストレスを乗り越える知恵
仕事をしていると我慢することが多いのではないでしょうか?
特に他者を批判すること自体、タブーとされていますから自分が違う意見を持っていたとしてもそのことをなかなか相手に伝えるのも難しいものです。実際、仕事となると社内であっても円滑に進めるために”うかつ”なことは言わないでおこうというような気持ちになってしまうことも少なくないでしょう。
これが取引先など利害関係が関わってくると尚更です。男性であってもこういったことに日々ストレスを感じてしまうこともあるのではないかと思うのですが、女性の場合、どちらかといえば男性よりも”感情的”になりやすい傾向がありますので男性以上にストレスを感じてしまう事も少なくないでしょう。
もちろん相手の意見を批判したとしても、相手自身を批判しなければ一般的には問題はないはずですが、なかなか割り切って考えられないのも人間というもの。そういったストレスが溜まりに溜まって感情を爆発させてしまいそうになってしまうこともあるのでは?
ただ感情に任せて怒りを爆発させてしまうと仕事が円滑に回らなくなるだけでなく、あなた自身の評価を下げてしまうことにもなりかねません。男性、女性関係なくこういった事態陥らないようにしなければいけませんが、どちらかと言うと感情的な生き物と言われる女性の方がしっかり身につけておくべきスキルのはず。
そこで今回は、感情を爆発させないためのコツをご紹介しますので、しっかり身につけておきましょう!
1. 絶対に即答しない
例えば、相手があなたに対して何かしら”イラッ”とさせるような言動があった場合、その言動がどういった理由があって行っているのかということは考えたほうが良いでしょう。
これは様々なところで紹介されていることでみなさんもある程度認識していると思いますが、無意味なケンカや言い争いを避けたいのであれば、少し考える時間をもらうようにしましょう。
その日で決着をつけなければいけないのであれば、5分、10分いただいてもいいでしょう。もし判断を後日に回すことができるのであれば、その課題を持ち帰ってもいいでしょう。相手の言動をしっかりと振り返り意味を考えようとすることで怒りは多少抑えれるはずです。
もし席を外せるのであれば外して頭を冷やすようにしましょう。ただ、現実その場で対応しないことがあるのも事実です。その場合、少し時間をくださいと伝えても相手側も急いでいる場合、なかなか難しい場合があります。
そんな時は以下を実践してみましょう!
2. 少し目を閉じて考える
感情を爆発させないためにはまずは落ち着く事が重要です。
ここで気をつけたいのは”目”です。というのも最近で言えば”目ヂカラ”なんて言葉もありますが、昔から言われていることで”目は口ほどにモノを言う”と言われています。目は様々な感情を物語るので怒りで爆発寸前なあなたの感情を目で物語ってしまうのです。
ここで目を閉じる行為がなぜ有効かというとあなた自身の心を落ち着かせるということはもちろんのことですが、相手にあなたの心を読まれないようにするために必要なんです。
やはり何を言わずとも目で怒りを出してしまうと相手にその感情が伝わりますのでお互いが冷静でなくなてしまう可能性があるのです。目を閉じ、相手の言動を考えた上で自分自身の感情をしっかりとコントロールして、冷静さを演出できるようにしましょう。
3. 心の中で叫ぶ
怒りというのは、行動的にさせるメリットもある一方、冷静さを欠くという大きなデメリットがあります。上記の目を閉じている時に心の中で叫ぶようにしましょう。「いいかげんにしてよ!」など怒りをあらわにした言葉なんかを心の中で叫ぶだけでもその事柄から一旦距離をおくことができるのです。
一旦、心の中だけで叫ぶだけでも、次に発する言葉というのはいくらか柔らかくなるものです。ぜひ実践してみましょう。
4. 深呼吸する
感情を落ち着かせるのに他に効果的なのは呼吸を整えるということです。
感情的になるとどうしても呼吸が乱れがちになってしまいます。ですので呼吸を整えることは感情を落ち着かせるためにはこれも必要な要素と言えるでしょう。目を閉じて、心の中で叫んで、深呼吸をする。
これだけでしっかりと爆発寸前の感情をコントロールできるはずです。
そこからまた意見交換するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
どれだけムカついても上記の行動を取ることで感情を爆発させないで済むはずです。今回は女性のためにと言いましたが、男女問わず使えるものなので、ストレスの多い現代社会ではぜひ身につけておいたほうがいいでしょう。
感情的にものを言っても、部下であれば萎縮させてしまい、効果的な議論ができなくなってしまうだけでなんのメリットもありません。また、取引先や自分の上司と議論を進める場合にも相手に感情的な印象を与えるのは決してプラスではありません。
もちろん上記のことをしっかりと認識していても、まずは感情的にものを言わないように思いとどまることが前提ですが、普段から意識することで習慣化されるはずです。
習慣化されれば、感情的になりそうになっても、思い留まることは出来るようになりますのでぜひ実践してみてください!
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