よくある『 結婚できない 』理由について。
この記事は現在相手がいる方に向けたものになるかもしれません。
女性が結婚したいと思っているのに、男性からのアプローチがないと悩んでいる方も少なくないはず。たとえば、若い男性に結婚願望があるのかを訊くと、「結婚をしたいとは思っているけど、今の自分は仕事でのキャリアもまだまだ。こんな自分じゃ相手の人を幸せにできると思えないから、まだ考えられない」というようなことも多いのではないでしょうか。
非常に誠実な答えに、「若いのにしっかりしてる」「真面目な方」という印象もありますが、意外とこの言葉は結婚するかしないかを分けるキーワードなのではないか、と思います。
「相手のことを幸せにする自信がない」。これは、みんなが感じていることだと思うのです。
自分がまだまだだから結婚できない!?
たとえば、男女関係なく言えば、仕事で疲れて家の中のことがほとんど何もできないことや忙しくてゆっくり過ごす時間が取れないこともあります。それで「相手を幸せに」なんて、確かにとてもできる気がしません。仕事に専念し、金銭的な豊かさを還元する、ということも、若ければなかなか難しいこととも思います。若いころは一人で食べていくのがやっとという感じがほとんどだとは思います。
そんな状況では、「相手にメリットを与えられない」と思いますし、結婚生活を続けていくための忍耐強さがあるかというと、それも自信がない方がほとんどではないでしょうか。
「責任」をどう捉えるか
身近で結婚している人たちを見ると、結婚ということを、もっと違う意味で捉えている印象があります。結婚というものを「前向きに責任を果たす」感じで捉えている人が多く感じるように思います。
その責任感のありようは様々ですが、「社会人として、家庭を持つのが当たり前」と考える人もいれば、「長くつきあってきて、お互いにこの人だと思っているのだから、結婚という形を取るのが相手に対する責任」と考える人もいます。相手が難しい局面に立っているとき、「身近にいたほうが手助けできる」という理由で、結婚へ飛び込んでゆく人もいます。
「相手を幸せにできる自信ないし……」「自分が結婚で幸せになれるかわからない」なんていう及び腰ではなく、「一緒にいたほうがより充実した生活になる」「いろいろあるけど、それも経験になるはず」「失敗するかもしれないけど、離婚という選択肢だってあるし、未来のことなんて誰にもわからないから」と、決していいかげんではなく、前向きに結婚というものにチャレンジする気持ちがあるように感じます。
基本的に後ろ向きの人間の場合、前向きに何かにチャレンジするのは、いつでも怖くてたまらないかもしれません。ですが、生きていくということは、常に何かをしなければいけないということなのです。仕事をしなければ食べていけないし、何を食べるか、何を買うか、常に選ばなければいけない。
ですので、どうせ何かをしなければいけないのなら、できるだけ自分の心に沿うことをしてみてはいかがでしょうか。結婚というのは、とても難しい問題ですが、前向きに考えることをやめないでほしいと思います。
結婚することで今までの不安が嘘のようになくなったりすることもあります。それは1人ではできなかったことが、パートナーと協力することで達成できた時、2人の間でさらなる絆が生まれるのは間違いありません。
ですので何かに縛られてできないと考えるよりかは、結婚を意識している人がいるならば行動に移してみることをお勧めします。