女性が「優しい男性」が苦手な理由はなに?

カップル6

「どんな人がタイプですか?」と言う質問に「優しい人」と回答をする女性は多いですよね。もし好意を持っている女性が「私、優しい人が好き」というような会話を聞いてしまったあなた、きっと今、一生懸命、優しくしているのではないでしょうか?

そうなんです。男は単純なんで、そんなこと言われたら振り向いてほしくて、好きな人に優しく接していきます。

そんなイメージをしてみてください

A君 「ほら優しくしたよ!」

Bさん「・・・・」

A君 「優しさ足りないのかな?もっと優しくするよう!!」

Bさん「・・・・えっ?何?」

A君 「まだダメ?みんなにも優しくしよう!」

Bさん 「いい人だね♪」

A君 「え?・・・・   ・・・・・」

という感じではないでしょうか?一生懸命好きな女性に優しくしてもその女性は振り向いてくれません。そしてひどいことに”優しい人が好き”といっている人であっても「優しい男って苦手かも・・・。」「無駄に優しい男とかキライ」というようなことを言われる場合もあります。

そうなんです。女性が言う”優しさ”は男性が考える優しくすればOK!というような単純なものではないんです。「優しい人が好き」という女性は多分ほとんどの方が言われるのではないでしょうか?でも、ホンネの部分では「優しいだけじゃ・・・」と思っているんです。

優しい男性を苦手とする理由、女性が男性に求める優しさを考えてみましょう。

 

「好きなタイプは優しい人」と言う女性は多いという現実。

「どんな人がタイプですか?」と言う質問に「優しい人」と言う、当たりさわりのない回答をする女性は多いですよね。やっぱりそれが無難だから?
女性に聞く「好きな男性のタイプ」1位は、決まって「優しい人」です。この「優しい人」はいつの時代も変わらず人気があるのは間違いありません。ではなぜ“優しい男”がモテないのか?という風に疑問を持つのは当然のことです。男の理想像を女性に尋ねると決まって「やさしい人」「誠実な男性」という答えが返ってきます。

 

勘違いしていない?女性の言う「優しい人」とは?

「やさしい人」が理想という女性の言葉を聞くと、「とにかく、やさしくすればいい」と思い込み、女性の意をくむことだけを考え行動する男がいます。というかほとんどがそうなのではないでしょうか。デートをすれば、「どこへ行きたい?」「どんな映画が観たい?」「何が食べたい?」と、彼女のお好みしだいにしてしまう。それが、「やさしさ」だと思っているのではないでしょうか。でも、そんなことを続けていたら、間違いなく彼女に愛想をつかされ破局を迎えるのが目に見えています。

女性は男性からやさしくされたいといつも願っています。けれども、やさしくしてもらいたいのは、「男らしい男」であって、やさしくさえしてくれればいいというわけではありません。冷静になって考えてみましょう。人が惹かれるのはお互いが持っていない部分に魅力を感じるからです。ですので女性心理からいうと、女性が男に求めるのは女性にない「男性的」なものです。そうでなければ男とつきあう必要もないといます。

もちろん、女性の中には男を手先のように使いたいという女性もいるかもしれませんが、ほとんどの女性は、「男性的」なものを求めているのです。

「男性的」というのは、外見というより精神的、性格的なもので、他人の意見に左右されない「意思の強さ」であり、強固な決断力だといえるのではないでしょうか。もともと女性というのは、自分で決断を下し、その決断に責任をとることを嫌う心理傾向を持っています。まわりのうまくいっているカップルを見ても男に決断させ、責任を取ってもらいたいと考えている方がほとんどではないでしょうか。それは男性にリードしてほしいという心の働きといっていいのではないでしょうか?

だから、彼女たちのいう「やさしい人」というのは、「気はやさしくて決断力のある男」、あるいは「気はやさしくて行動力のある男」という意味になります。女性にとって、気がやさしくて決断力のない男性は、単なる優柔不断な男にしかみえません。だからといって、無神経で強引に、なんでも自分で決めてしまえばいいということではありません。そういう男は「力はあってもやさしくない男」ということで、女性から敬遠されてしまうかもしれません。

女性にちょっとでも抵抗されると、すぐ腰砕けになってしまい相手の意向に従ってしまう。食事をする店を選んだり観る映画を決めるときなど、いつも彼女の顔色を伺っている。少しでも彼女が「イヤ」というそぶりを見せれば、「はい、そうですか」とすぐに意見を変えてしまうのでは彼女に愛想をつかされるのも時間の問題です。

 

女性がどうでもいい男性の優しさ

根本的に男性側が感じる「優しさ」と女性側が感じる「優しさ」には違いがあります。というのも男性は「優しいことをした」と自分のとった”行動”で判断してしまい、すべての女性に等しく優しいジェントルマンが男性陣は「モテる」と評価します。ただそういった優しいだけじゃただのいい人にしか女性の目には映りません。

女性が求めるのは、自分だけに向けられる特別感と安定感であってオールマイティーに優しい男にはそれが感じられないという事です。そして皮肉なことに誰にでも優しい男性は、女好きの可能性が高いと敬遠されてしまいます。また自分を優先してくれたり、荷物を持ってくれたりと、それも単純には喜んでくれるかわかりませんが、「好きになってもらうために優しくする」と言うのが見える優しさは女性にとってはNGです!

 

どういう優しさが求められているのか?

たとえばデートする時に、食事をする店を選んだり観る映画を決めるときなど、少しでも彼女が「イヤ」と言うと自分の意見を変えてしまうのは女性が言う”優しさ”ではありません。ただ今後意識してほしいのは、彼女がいう「イヤ」という小さい抵抗は、男のやさしさと力を試すための意思表示と考えましょう。

つまり、女性が男の本質とは関係ない、どうでもよいことに対し、いろいろな理由をつけ小さな抵抗を示した場合、それはあなたの「男らしさ」を確認するためのポーズと思って間違いありません。だから、そういうときは「オレのいうとおりにしろ」と自分の意思を通してみると、女性は以外に素直に従うものです。

普段は優しくて、でも、時々強引にリードしてくれる男性を女性は待っているのかも!あなた自身の考えをきちんと主張し、相手の考えを聞いて、適切な判断をする。女性の求める「男性の優しさ」は「自信」に裏付けられた「余裕」です!

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