みんな幸せな「シェアプロポーズ」は本当に幸せなのか?

ブラッシュモブ

女性なら誰もが夢見る、愛する彼からのプロポーズ。

これまでは夜景が見えるレストランやスポット、または自分の部屋や車の中など、ふたりきりになれるロマンティックな場所を選ぶ人が多いイメージがありましたが、最近では友人や家族の前、ウェディングサービスを提供する会社の方々など、いろんな人の協力を得てプロポーズを行うことも人気が出てきているんです。

最近のトレンドは周囲を巻き込んだ「シェアプロポーズ」。フラッシュモブに挑戦したり、公の場でプロポーズをするカップルの様子をSNSにアップするのが「シェアプロポーズ」なのだとか。しかし実際のところ、みなさんの反応というのはどうなんでしょうか?

 

確信できる仲であればあり!?

シェアプロポーズで代表的なものといえばフラッシュモブと呼ばれるものが有名ですよね。

youtubeとかで観ていて良いなと思う方も多いのではと思いますが、必ずOKしてくれるとは限りませんよね。

最近は女性からのプロポーズもあり?みたいな話題が多いものですが、一般的に男性からプロポーズをすることも多いかと思いますが、プロポーズをされた側の気が強くないと、強制的にOKを言わさせられる構造になりがちですよね。

結婚を意識していないと、きっとプロポーズされた方は、”公開処刑か!”と怒りたくなるような内容ですが、ただ、振られた方もそれこそ”公開処刑”なので、”勢いでやる”とか、”相手からもっと好きになってもらえる”と自分勝手に考えていくようでは危険なのかもしれません。

ただ、実際に動画などをみても努力したんだろうなぁと思うようなこともあれば感動もしてしまうのも事実です。

ですので、長く付き合ってきたけどなかなかプロポーズがなく、諦めモードも現れ始めた状態であるとか、プロポーズをするタイミングをなんか逃したかも…といったカップルであれば、”フラッシュモブ”も良いように思います。

ただ、実際のところいい思いしているわけではにというのも現実として受け止めなければいけません。そもそもそういったサプライズが嫌いな方もいますので、その場合はほとんど分かれてしまっているような内容のものが見られます。

いくら結婚を意識していてもお互いの気持ちを尊重しあえないといった状況がシェアプロポーズの時点で判明してしまうものですから、もうYESかNOしか残されていないということです。

ですので、間違いなくプロポーズを受けてくれるだろうという状況でない限りシェアプロポーズは危険としか言えませんよね。

 

当人を無視した視点ではいいことも

もちろんシェアプロポーズといのはなかなか誰にでも出来るといったものではありません。依頼者自身の努力も必要なのは当たり前ですが、それなりの規模で業者に頼めば数十万はかかりますし、なかなか大変なことです。

ただ、業者に頼まずにするとしたら、家族であったり、友人であったり、または同僚であったりしますよね。そして”いいこと”というのは周囲の誰かにプロポーズの協力を頼まれたら、手伝いたいと思うと考える方が結構おられるということです。

友達がプロポーズするという幸せな瞬間を、協力して盛り上げたい気持ちのある人が多いというのは、喜ばしいことですよね。

もしあなたがそういったシェアプロポーズに否定的であっても、協力を頼まれたら”する”という考えはあったほうがいいのかもしれませんね。できることだけでいいのです。無理して踊ったりする必要なんてありません。

シェアプロポーズなんて!と頭から否定するのではなく、友人の幸せを考えての行動をしてみましょう。というのも“意識して人に親切にする”と、親切にした人の幸福度がアップし、また幸福感の持続にも効果があることは、心理学でも証明されているのです。

人にサポートを提供することが自分の成長につながり、心の内側から幸福感がもたらされるというもの。

まさに”情けは人のためならず”ですよね。親切は人を幸せにしつつ、あとで自分に返ってくるものなのです。

いつか友達や同僚から“シェアプロポーズ”への協力を頼まれたら、喜んでサプライズ演出のためのシェアに協力してみてはいかがでしょうか。周りの人との絆を深めるだけではなく、応援することで、あなた自身にも幸せがシェアされることになりますよ!

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