あいさつに行く前の準備編

日程を決め、親情報を交換、手土産を準備し、服装を整えて 親への結婚報告 ~挨拶当日までの流れ~

ふたりの間で結婚が決まったら、親に結婚の承諾を得るために、お互いの家に挨拶に行くのが「親への結婚報告」です。姓が変わる女性の方が「もらわれる」立場になることから、男性側が女性宅へ訪問するのが一般的です。遅くとも2週間前までには連絡して日程調整をしましょう。

また本番を和やかな雰囲気でつつがなく終えるために欠かせないポイントは、「話題」「お土産」「清潔な服装」の3つ。

 

『話題』

当日までにお互いのプロフィール情報を交換して、みんなが楽しめる話題を考えておけば安心です。

 『お土産』

誠意を伝える必須アイテムの手土産も、相手の親の好みをリサーチして喜ばれる品を用意したいところです。

『清潔な服装』

服装も印象を左右するポイント。スーツを基本に清潔感とさわやかさを心がけて。 一生のお付き合いになる大切な相手だからこそ、型どおりの挨拶だけで終えずに、自分を少しでも分かってもらえるよう努めるのも誠意。 以上欠かせない3つのポイントは事前に確認と準備は万全にしておこう。

 

① 結婚の意思を固めたらなるべく早く親に報告。

二人のあいだで結婚の意思を固めたら、まずは自分の親に結婚したい人がいることを伝えます。
『結婚したい人がいる』など明確にしつつ親の反応もしっかりと感じ取るようにしましょう。

icon_comment01

● 直接会って話をすることがベストですが、実家が遠方の場合は電話でも構いません。
● よほどの事情がない限りはメールや留守電での報告はやめたほうが良いでしょう。

 

② 相手の人柄や仕事内容、家族構成、交際のきっかけなどを自分の親にできるだけ詳しく紹介

突然、結婚したい人がいると言われて親はとても不安に思うもの。ここでしっかりと紹介しておくと、親の不安も少しはやわらぐし、信頼感も生まれます。仕事、趣味、好きな食べ物など、相手の親の情報を聞いておいて、共通する部分や盛り上がれそうな話題を探してみて。当日「すごいですね」「素敵ですね」など、素直な感想が言えれば十分。また親からしてみれば、自分の子どもの結婚相手のことはいろいろ知りたいのは当然。相手のプロフィール情報はなるべく詳しく伝えてあげて。

icon_comment01

● 名前・年齢・家族構成・出身地
● 略歴・職業など
● 性格・趣味・得意なことや苦手なことなど

 

 あいさつに行く日取りを決めます。

親へのあいさつに行く日取りを調整します訪問の順番は、まずはじめに彼女の家へそれから彼の家という順序が一般的です。親の都合の良い日にふたりのスケジュールを合わせて調整しなければいけません。

icon_comment01

 

あいさつに訪問する時間は、お昼や夜のご飯の時間帯はずらしましょう。特別指定があれば別です。

手土産は3,000~5,000円程度のものを

手土産例
● 自分の出身地の名産品
● 老舗や人気店の和菓子や洋菓子
● 酒類
● 季節の果物

行きがけに相手の家のそばで買うのでは、たとえ有名店のものでも間に合わせのように受け取られかねないので、必ず事前に買っておこう。品物は、相手の親の喜びそうなものをリサーチ。 和・洋菓子やおせんべい、日本酒、ワインなどの「消えもの」が無難。手渡す時には、「お好きだと聞いたので」とか、 「今話題で、私も食べて気に入っているので」など選んだ理由をひと言添えられると、心をこめて選んだことが伝えられる。

●食べ物は初めて買うものより、以前食べておいしかったものを選ぶと安心。
●お酒は相手の好きな銘柄にすれば喜ばれるし、自分も選びやすい。
●和菓子の場合、「無地のし」が適当。お店でお願いしてかけてもらおう。
●生菓子は避け、賞味期限が2カ月以上のものを選ぼう。

 

Q&A

Q 日程を決めるときに気をつけたほうがいいこと

お昼や、夜ご飯の時間は外して、午後の2時か3時頃に訪問するように調整するのがベストです。
先方がどうしても都合が悪い場合は、10時など午前中にするように心がけましょう。

Q 親が気にするポイントは?

結婚式の時期と会場は

すぐ結婚するのか、まだ先なのか、場所はどうするのか、だいたいの希望を伝えて。挨拶の際に会場や日時に対する親の希望、招待する親族への伝え方など確認しておくといい。

結婚後の住まいは?

長男やひとり娘の場合、同居を期待する親はまだまだ多い。将来のことははっきり語らず、まず結婚当初どうするかについて、ふたりの意見を統一しておこう。

長期的な人生設計は?

転勤が多いならいつごろ落ち着きそうか、今の仕事を一生続けたいのか、将来の計画など、主に経済面のプランを伝えよう。子どものことはデリケートな問題なので触れなくても。

 

あいさつに行く時の服装

男性はワイシャツ、ネクタイ、スーツ、女性はワンピースやスーツなど、セミフォーマルな装いがおすすめ。クリーニングに出すなどして、男性はズボンの折り目もつけていこう。派手すぎず、地味すぎず、さわやかな印象になるように!家にあがるので足元には特に注意。男性はスーツの色にあった新品の靴下で、靴は中敷きの汚れまで注意して。

ページ上部へ戻る